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2008年12月に完治の症例[20代男性 上あご奥歯欠損]
[20~29才] [上あご奥歯]
(2008.12.19)
患者様の状態・ご希望
「よその歯医者で治療途中のまま1年以上放置しています。」「昨日からズキズキ痛くて・・・もう神経は無いんでしょ。」
根の治療途中で治療を中断していたようです。治療中の根管を通して菌が侵入し根の先が膿んだり
象牙質(歯の内部)がやわらかくなって、歯が割れたりします。
「歯を削りたくないので、インプラントをお願いします。」とのことでした。
治療
根が真っ二つにわれていました。 残念ながら抜歯。 抜歯後歯科用CTで上あごの骨を調べました。
上顎洞(じょうがくどう)という、上の奥歯の骨の中にある空洞がやや大きく、抜歯後にインプラントに
必要な骨量が不足していたので、ソケットリフトという術式で造骨するとともに、同時にインプラントを
埋入する治療計画を立てました。静脈沈静を選択されなかったので、普通の部分麻酔で施術いたし
ました。やや難しい手術でしたが、ソケットリフトを含めて1時間弱で手術を終えました。
術中は生体監視モニターは問題なく、術後、痛みも腫れも全くありませんでした。
患者様の感想
「ああ良かった」とのことでした。口数は少ない青年ですが、自分で就職活動しながらバイトしてため
たお金で、治療を受けられていました。君のまじめさを僕は良く分かっていました。ソケットリフトは
僕からの就職祝いです。