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プロビショナルレストレーションについて 30代女性
[30~39才] [上あご奥歯]
(2012.09.29)

左がインプラント体(たい)の上にプロビショナルレストレーションを装着した写真です。
右はプロビショナルレストレーションをはずした状態です。アバットメントが見えています。
プロビショナルレストレーションはとても大事な治療過程です。
このプロビショナルレストレーションをはめた状態で、食事をしていただき
歯肉の腫れや腫脹がないこと、噛んでいたくないこと、はぎしりに調和していることを
確認しています。
ヨーロッパでは最終的な歯を作る前に仮の歯(プロビショナルレストレーション)を必ず
用います。患者様の意見を聞きながらおこなう紳士的な調整はもっとも大事な治療の
一つです。
インプラント治療も単なる手段にすぎません、「快適に噛む生活」を得るためには、
他の歯の治療同様、歯周病の改善、咬合の改善はかかせません。
全体的な包括的治療(ほうかつてきちりょう)があってこそのインプラント治療です。
プロビショナルレストレーションは大事な治療なのです。