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95歳男性 2005年に完治した上下金属の入れ歯 8年経過症例

[70才~]

(2013.10.11)


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初診時の患者様の状態・ご要望

上下入れ歯を作りたいです。今の入れ歯は型があっていないような感じがします。心臓のお薬を3種類飲んでいます。ほかの歯医者でこれ以上ピッタリは作れないといわれましたが、かみ合わせに問題がありそうなのでぜひ 笹尾先生に作っていただきたい。とのことでした。
確かに、下あごには歯が1本ありかなりやわらかいあごになっていました。

治療

キャディアックス(詳しくは設備の紹介をご参照ください)で下あごの歯ぎしりの方向を精査し、セファロレントゲンで下あごの位置を精査した結果。かみ合わせをうまくつくれば十分義歯でも快適に噛めることがわかりました。かみ合わせ治療の大家 オーストリアのスラバチェック教授の理論によると、要は咬合平面(こうごうへうめん)である。 下あごの生理的な動きを考慮し、干渉が少なく咀嚼効率の落ちない咬合平面の位置に歯を並べることで快適に安定したかみ合わせを再構成することができます。
まず 1個目の入れ歯を作りかみ合わせの安定がみられたところで、その入れ歯を利用してかたどりをしました。咬合平面の微調整ををして最終の入れ歯を作りました。噛み切りやすいように歯にはゴールド、食感の向上と違和感の軽減のため金属床を使わせていただきました。

患者様の感想

「先生!もう何年になりますか?」「8年になりますか?」「本当にここで入れ歯を診てもらってよかった。」
「先日人間ドックに行ったとき、上の入れ歯がはずれず、がんばって唾液をだしてはずしましたよ。」「上の入れ歯は水がないとはずれないんですよ。」「ぴったりしててなんでも噛めます!。」「本当にありがとうございます。」
との言葉をいただきました。

笹尾の感想

いかに患者様に歯科治療を楽しんでいただくか?
全力をを尽くして最高の治療を最高の材料で治療することです。今いる患者様を全力で大切にすることです。かみ合わせは常に変化していきます。定期メインテナンスをして常に調整をおこなうことがたいせつです。そして 常に僕が診させていただくということ。
笹尾歯科医院では常に院長である僕がすべての治療を行っています。予約が取れなかったりご迷惑もおかけしますが、責任をもって時間をかけて診たいのです。

最高の材料を使わせていただくこと。

先進の診断機器を使わせていただくこと。

咬合理論をしっかりと考えること。

歯周病の完全な治療をやらせていただくこと。

メインテナンスをしっかりとやらせていただくこと。

よく会話をさせていただくということ。

自分が診させていただくこと、勤務医に任せないこと。



この患者様は有名大企業の会長で、お話をさせていただくと、ドイツでの留学の話など大変面白く、また物腰が柔らかく、丁寧で、人生の大先輩としても本当に勉強になります。
ひごろ周りで威張っている人が滑稽にも見えます。これからも笹尾歯科を楽しみにしていただければ僕も幸せです。

これからも、自己を磨いていきたいと思います。

いかに患者様に治療を楽しんでいただくか? ということだけを考えて。


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